「Mg-Day in MIYOSHI(三好)」 開催について
エネルギーを賢く利用するための新しい技術が必要となります。我々の基本コンセプトは①マグネシウム(Mg)から直接電気エネルギーを取り出す(電池技術)ことにより、循環型のエネルギー社会を創り出すこと、②電気を取り出した後は全て再びMgに戻す(リサイクル)、③このMg利用プロセスにはあらゆる余剰エネルギーを有効に使い、将来的には再生可能エネルギーによって賄う体系とすることと纏められます。
①はエネルギーを必要な時に必要な場所で容易に使うことができるということです。また、Mgとしてエネルギーを備蓄しておけることを意味します。②により材料を循環して使うことができ、持続可能な社会を形作る基盤技術となります。一方、Mgは軽量構造材料として様々な輸送機器や構造体に使うことができます。材料として広く社会で利用されることにより、エネルギーが備蓄されることと同義になります。あたかも古代において建築材料としての木材が燃料として使われる社会と似ていなくもありません。社会の隅々にまで材料として使われるためには、Mgの製錬から様々な加工技術や再利用技術やリサイクルシステム等、低コスト化に繋がるありとあらゆる基盤技術を整えて行く必要があります。③は再生可能エネルギーの巧妙な利活用技術を創出することを通して、循環型社会への道を拓くものです。Mgの利用に向けて、これをすべて再生可能エネルギーによって賄うことができれば、真の循環型社会を形作る礎となります。再生可能エネルギーはどれも小さく、変動的で基幹電力としては使い難いことが問題とされています。しかし、私達はこのエネルギーを上手に使う技術を培っていかなければ生き残れません。システムとして再生可能エネルギーを中心に据えた社会へと変って行かなければなりません。
マグネシウム循環社会推進協議会は構造材等の利用展開拡大から次世代エネルギーに向けてマグネシウムエネルギーを循環システムとして、国内だけでなく世界中のどこでも公平なテーマにおいて扱いができるよう啓蒙活動を推進することで、地球環境の維持保全に貢献してまいります。
今回開催されます「Mg-Day in MIYOSHI」 におきましては、マグネシウム循環システムを健全に普及させ、グリーンな製錬(精錬)で国内の自給促進を目指すために公開セミナーを開催いたします。
今後の展開で必要なのは、グリーンなエネルギーを利用したマグネシウム製錬(精錬)の技術の実現であり、当公開セミナーでは当分野でトップの研究者代表者と企業の代表者が出席されます。
多くの皆様にご参加いただきますようにお願いいたします。
開催概要
- イベント名
- 開催日時
- 開催場所
- プログラム
- 後援
- アクセス
- 問い合わせ先
16時(開場15:45) ~ 17:45 ※18:00より懇親会があります。(事前申込必要)
JR小歩危駅下車
※車の場合、徳島自動車道・井川池田ICを降り国道32号を高知方面
開催場所の問合せ先:(TEL:0883 – 84 – 2111)
http://miyoshicity-kankokyokai.or.jp/staying/sunriver
1 | 開会 ご挨拶 | 山口国会議員、高井徳島県議会議員、黒川三好市長他 |
2 | 概要説明 | (一社)マグネシウム循環社会推進協議会 会長・事務局長 |
3 | 公開ディスカッション | グリーンなエネルギーを利用したマグネシウム製錬(精錬)の実現 |
4 | 閉会 | 質問、ご意見等 |
座長 | 坂本 満 | 産業技術総合研究所 上席イノベーションコーディネータ |
小濱 泰昭 | 東北大学 名誉教授 | |
柴田 浩幸 | 東北大学多元物質科学研究所 教授 | |
和田 雄二 | 東京工業大学 物質理工学院 教授 | |
竹中 俊英 | 関西大学 化学生命工学部 教授 | |
向井 敬峰 | JFEエンジニアリング㈱ 事業企画部 副部長 | |
中村 重勝 | 三鷹光器(株)代表取締役社長 | |
小野 眞一 | 古河電池(株)代表取締役社長 | |
高橋 秀剛 | 藤倉ゴム工業(株)取締役技術統括部長 | |
篠田 佳彦 | 若狭湾エネルギー研究センター主任研究員 |
※車の場合、徳島自動車道・井川池田ICを降り国道32号を高知方面
熊谷 枝折 | s-kumagai@soleil-energy.jp | |
TEL | 090-3752-0002 | |
FAX | 022-217-3884 | |
HP | http://www.soleil-energy.jp |
参加のご案内
- お申込方法
- お申込み・お問合せ先
当日の参加も歓迎いたします。